2017.09.13
【福岡市】3種ブレンドしたカレールーと歯切れ良い食感のバターロールは相性抜群
前回に続き福岡市南区の住宅街にあるお店の紹介です。
「パン・ド・カイチ」。オープンから8年、小さいながらも地元で存在感を発揮している、いかにも「まちのパン屋さん」という佇まいです。
とにかく品数が豊富で、今でも種類を増やしています。もちろんカレーパンも人気です。ノンフライの焼きタイプのうえ、パン生地は砂糖控えめなので、ヘルシーです。卵と牛乳をふんだんに使った歯切れの良い食感のバターロールに、欧風カレー2種類と合いびき肉のキーマカレーという計3種類のルーがブレンドされてたっぷり入っています。
「カレールーに入れる玉ねぎを飴色になるまで炒めることで、香ばしさを出してます」と、店長の吉川司朗さん(41歳)。
▲店長の吉川司朗さん
さらに、パン生地の表面には、これまた自慢のバゲット(細長いフランスパン)をミキサーで細かく砕き散りばめるという手の込んだ工夫がされています。
▲これがバゲットですね
焼く前の重さは、85グラムほどだそうですが、こんがりと焼きあげているうちに、
70から80グラム程度になるそうです。
「お店のお客さんの9割が女性」とのことで、誰もが食べやすいように中辛の親しみやすい仕上がりです。お値段は、税込170円。
カレーパンの焼き上がりは、開店時の1回きりで、大体一日に15、6個作るそうです。確実に買おうという方は、午前中に行ったほうがよいかもしれません。
個人経営のお店ですが、同じ南区の玉川町に姉妹店の「ブランジェ・カイチ」もあり、今回紹介したパン・ド・カイチとはまた違った、隠れ家ベーカリーとして知る人ぞ知る人気を集めています。
(取材・文/久留仁譲二)
<メニュー>
焼きカレーパン 170円(税込)
<店舗情報>
【店名】パン・ド・カイチ
【最寄駅】西鉄大橋駅 徒歩6~7分
【住所】〒815-0033 福岡市南区大橋1-21-9
【電話番号】092(512)7304
【営業時間】AM10時~PM7時(※売り切れ次第閉店)
【定休日】日曜・祝日
【URL】なし
<訪問日時> 2017年9月9日(土)